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【合宿】幻想のポイズン49【ラストスパート】


[640]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/02/23(水) 23:26:56 ID:???
そして、反町がヒューイの練習プランについて考えを練っている頃。
当然ながら、他の者達も明日の練習試合に向けてそれぞれが最後の夜を過ごしていた。

早苗「(明日の試合、CBは妖精1さん……。 ならば、セービング機会は当然ながら増える筈ですね。
    体力配分・超化のタイミング……共に管理が難しそうです。
    ですが、だからこそ私の力をアピールするチャンスです!)」

幻想郷Jrユース・正ゴールキーパーである東風谷早苗は一人、ロビーのソファーに座り。
不適に笑みを浮かべながら、明日の試合をチャンスだと考えていた。
これまでの練習試合で、彼女がセービングをする機会が得たのは微々たる回数。
チームとしては喜ばしい事であり、彼女もその事自体は決して悪いとは考えていなかったが……。
しかし、かといって……自身がゴール前でただの置物と化し、空気となる事態は由々しき事だと考えていた。
彼女の目的は、守矢神社を活性化させ人々に深く認知させる事、信仰させる事。
その為には、彼女自身が活躍し――「やっぱり守矢は凄いな」と誰もに思わせる必要があるのである。

早苗「(練習で反町君のシュートを改めて見ましたが……やはり反町君のシュート力は異常。
    反町君の攻撃力と私の守備力があれば、大会も悠々と優勝が出来るでしょう。
    問題はどれだけ私の力を見せ付けられるか……それだけですね)」

今の彼女の頭にあるのは、如何にして自分の力を知らしめる事が出来るか。
大会でも反町ほどのシューターは出てこないだろうと考える彼女は、ただそれだけを考えていた。

彼女のその考え通り、大会が果たしてそう簡単に勝ち進めるのか……。
それはまだ、誰も知らない。


0ch BBS 2007-01-24