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【合宿】幻想のポイズン49【ラストスパート】


[654]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/02/24(木) 01:13:54 ID:???
???「ふふふ……来たね幻想郷Jrユース……」
早苗「!? だ、誰です!?」

突如として何者かの声が響き、一同は周囲を見回すのだが……。

どろんっ!

魅魔「どこを見てるのさ。 あたしゃここにいるよ〜」
穣子「ギャーッ!? なんか出たーっ!!?」
妖夢「ゆっ、幽霊です! 幽霊ですよこれ!!」
魔理沙「!!」

瞬間、スタジアムの玄関口にどこからどう見ても足の無い大人びた緑髪の女性が現れ……。
一同は思わず幽霊か何かかと驚きを露にする(半分幽霊の妖夢さえも驚いていた)のだが……。
しかし、その女性の姿を見た瞬間、霊夢は眉間に皺を寄せ……魔理沙は目を見開き、じっとその女性に視線を注ぐ。
魔理沙にとっては、会いたかったような――それでいて、会いたくなかったような複雑な思いを抱く女性。
彼女こそがかつての魔理沙の師匠――悪霊・魅魔である。

霊夢「……あいつがいるんだし、あんたもいておかしくないか。 つーか、何を勝手に神社を出てんのよ」
魅魔「はっはっは。 だってほら、あんまりにも出番が無さ過ぎて暇で暇でしょうがなかったからねぇ。
   初めましての方は初めまして、そうでない奴は久しぶり。 私の名前は魅魔ってんだ、まぁ、よろしく頼む」

霊夢の苦言を笑顔で流し、片手を上げながらふよふよ浮かびつつ挨拶をする魅魔。
これを受けて、一同は反射的に頭を下げて挨拶をするのだが……。
魔理沙は何やらまごまごと、らしくない動きでどこか落ち着かない様子。
しかし、魅魔はそちらに視線をまるでやらず、霊夢もまた触れず、更に口を開く。

霊夢「つーか……あんたがここにいるって……まさか命蓮寺のメンバーに入ったとか言わないわよね?」
魅魔「惜しいね、私は監督さ。 試合には出ない。 今日のお前らの相手は……事前に知ってるとは思うけど、こいつらだよ」


0ch BBS 2007-01-24