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【侵食された】キャプテンEDIT24【現実パート】
[631]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk
:2011/02/19(土) 01:50:37 ID:???
大前「ううん、そうなると菱野さんのデータ分析は才能だった訳か……」
神妙に肯いて見せると、菱野はくすっと笑い、
菱野「あら。これでもお役にたてるようなものになるまで、努力はしたつもりですのよ?」
などと冗談っぽく心外だという表情。大前もあわせて、おどけたふうに手を合わせる。
大前「ははっ、ごめんごめん。でも、サッカーに関わって1年と少しでここまでになるなんて、やっぱり凄いと思うよ」
菱野「それは……やはり、好きこそものの上手なれ、というものでしょうか?
自主的に取り組めば、上達の早さも違ったものになりますからね。
親にさせられた習い事に比べても、格段に早く者に出来たと思っていますわ。
大前さんが練習する時も、そうでしょう?」
大前「なるほどなあ」
菱野「……と、言う訳でして、大前さんのご期待に添えるほど面白い過去はございませんの」
大前「いや、十分にためになる話だったよ。話してくれてありがとう」
菱野「どういたしまして。ところで、大前さん」
大前「ん、なんだい?」
訊ね返すと、こちらを見ているのは、珍しく悪戯っぽく輝く菱野の瞳。
菱野「私の方からも、大前さんの小学生時代のことをおたずねしてもよろしいですか?」
大前「えっ……」
菱野「だって、私だけ昔のことを話すのは不公平じゃないですか? 私も、大前さんがどんな人だったか知りたいです」
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0ch BBS 2007-01-24