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1- レス

【迫りくる】キャプテンEDIT25【恋愛パート】


[274]森崎名無しさん:2011/02/24(木) 19:04:35 ID:???
でも、菱野さんも美人で男に言い寄られて困ってるみたいな描写もあったからなぁ。
自分のことじゃなくて、菱野さんのことを考えてみんなにばらすのもありだと思う。
本人も喜びそうだし、今までずっと我慢させてきた負い目もあるのに、また隠したいとかは可哀想でしょ。
仮に数人仲間の好感度下がっても、まだ取り返す機会は沢山ある。もう時間がないときにまとめて下がるよりはマシだよ。
省6

[275]森崎名無しさん:2011/02/24(木) 22:14:03 ID:???
大前・菱野「「俺(わたくし)たち付き合うことになりました(わ)」」」

比良山「――――――なにィ!? 大前の相棒(パートナー)は俺だぞっ! マネージャー!!」

他サッカー部員「「「 そ っ ち か よ ! ?」」」

[276]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/02/25(金) 00:28:48 ID:???
遅くなりましたが、今回の投下です
皆さん、多くのご感想ありがとうございます。ああ、続きの投下にプレッシャーとジンマシンが……
今回もちょっと判定に行くまで長めです

>>告白の成否に判定が無かった件
菱野の好感度は天井をぶち抜いてしまっておりますw
おまけに、そろそろ大前から動かないと菱野の方から我慢の限界に来てしまう値だったので、
自動成功となりました。あしからず

>>浮き球補正の上がりやすさ 省52

[277]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/02/25(金) 00:29:55 ID:???
〜喫茶店〜

カランコロン。
ドアに設えられたベルを鳴らしながら、店の中に入る二人。もちろん、その前に身体に積った雪を払い落すのは忘れない。

大前「ええっと、ごめんください」

マスター「……いらっしゃい」

出迎えたのは、相も変わらず無愛想な店主。
以前は店を騒がせたことで気分を害したようだったが、今回は特に気にするそぶりを見せず席を勧める。
冬の屋外でこごえた大前は、暖房の効いた店にやっと人心地をつける。
省41

[278]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/02/25(金) 00:31:09 ID:???
マスター「ご注文は?」

菱野「あ、え、えっと……ホットココアをお願いします」

大前「じゃあ、俺も同じので」

マスター「ホットココアお二つ、と……」

注文を受けるや、すぐさま踵を返して厨房へ向かう店主。
店内には古いレコードからクリスマス・キャロルが流れ、色とりどりに飾られた樅の木がチカチカと電飾を光らせる。
聖夜の空気に浸った二人の間に、不思議な沈黙が流れた。 省23

[279]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/02/25(金) 00:32:26 ID:???
大前「な、なんか格好付け過ぎてる気がするな、こういうの」

菱野「いえいえ、素敵ですわよ? とっても」

大前「そ、そうかな? ……っと、そうだった。クリスマスと言えば、大切なものを忘れるところだった」

照れ隠しに鼻の頭を掻いて、鞄からラッピングされた箱を取り出す。

大前「……これ。俺から菱野さんへのクリスマスプレゼント」

菱野「うわあっ……よ、よろしいのでしょうか、こんなものまで頂いてしまって」

渡された箱を宝物のように胸の前で抱える菱野。 省29

[280]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/02/25(金) 00:33:39 ID:???
菱野「その……空けてみてもよろしいでしょうか?」

大前「う、うん。どうぞ」

プツリとレコードが再生を終え、店の中を静けさが包む。
その中を、菱野が丁寧に包装を解いていく音だけがこだました。

菱野「うわぁ……これはオルゴール、ですか?」

宝石箱を象ったシックな木細工に、菱野は目を輝かせる。

大前「蓋、開いてみて?」

菱野「あ、はいっ」

促されて蓋を上げると、音曲の再生が始まる。 省11

[281]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/02/25(金) 00:34:46 ID:???
菱野「あっ。これって――」

そして菱野も、オルゴールの上蓋にもう一つの仕掛けがあることに気づく。

菱野「――フォトフレームが付いているんですね、このオルゴール……」

大前が選んだオルゴールに付いていた趣向。それは木枠を利して写真を収められるフォトフレームだった。
そこに収められるものは今は無い。しかし、近い将来にいつか、とっておきの一枚が飾られるはずだった。
省18

[282]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/02/25(金) 00:35:49 ID:y/fT0m/o
マスター「…………」

オルゴールの曲が終わり、店内に再びレコードの演奏が流れ始める。
そんな中、菱野は赤らんだ顔で切り出した。

菱野「えっと……お返し、というわけでもないのですけれども、私からも大前さんにお渡ししたいものがありますの」

大前「お、俺に?」

菱野「その……大前さんのプレゼントに比べたら、つまらない物かもしれませんが――」

大前「そんなことないよ。俺、菱野さんから貰えるものだったら、なんだって貰いたい」
省30

[283]森崎名無しさん:2011/02/25(金) 00:36:08 ID:???
★菱野のクリスマスプレゼント→  クラブA =★


0ch BBS 2007-01-24