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銀河シュナイダー伝説4 〜岐路篇〜


[832]銀河シュナイダー伝説:2011/03/05(土) 19:44:10 ID:QDcl4e2Y
A.少し遠いがシェリルのいる自宅へ向う。(交通費10帝国マルク)

シュナイダー(…甘やかしすぎるのも考え物だが…なんとなく甘やかしたいと思ってしまう自分もいる。
まぁ、一年に一度だしメリハリをつけるという意味ではいいのかもしれない)

なんとなく言い訳がましくそんな事を自分に言い聞かせるのはマリーへの後ろめたさなのだろうか?
それとも自身が3歳も年下の女性に積極的なことに対する後ろめたさなのか?

どちらにしてもその僅かな罪悪感すらスパイスとしてシュナイダーは実家へと戻る事にする。

〜〜〜

片道2時間、フロイデンの山脈地帯に向う途中にあるやや牧歌的な地方都市。それがシュナイダー子爵家が
居を構える場所だった。本来子爵号を持つほどの家名であるのならば自治領を持つなどの例外が無い限り
ノイエ・サンスーシの周りに住まう事が基本であるはずなのだが、先代シュナイダー子爵…
つまり父ルディの父親が僅かながらの野望を持っていたことに起因する。

それはフリードリヒ四世の先代、オフリート五世の御世の事である。

当時皇太子リヒャルトと共に至高の座を争っていた人物がいる。そのものの名は第3皇子クレメンツ。

本来であれば皇太子の指名を受ける事が出来なかったクレメンツが至尊の地位を得ることなど
出来ないのだが行動力に優れた快活な彼は、幾多もの貴族の後ろ盾を得…それは神輿を担がれたのかも
しれないが…兎にも角にも皇帝という名の地位を目指してしまったのだ。


0ch BBS 2007-01-24