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銀河シュナイダー伝説4 〜岐路篇〜
[882]銀河シュナイダー伝説:2011/03/06(日) 01:39:27 ID:anETuKH+
そして片道2時間の道を気恥ずかしさからか、あまり会話する事も無く士官学校に到着する。
シュナイダー「お手をどうぞ、フロイライン」
次男として生まれたため市井の生活にもある程度理解があるが、やはりシュナイダーは貴族だった。
それ故に一通りの手ほどきを幼少の頃から叩き込まれていたシュナイダーはこういう場にはめっぽう強い。
シェリル「あ、あの…シュナイダー様?」
つい最近までレディファーストという言葉すら知らなかったシェリルの付け焼刃の知識では
シュナイダーの行動には戸惑うばかり。その美しさとは対照的に狼狽の色を隠しきれないでいた。
シェリル「シュナイダー様…あの…やっぱり…やめませんか?」
シュナイダー「ここまで来たんだ。別にここで歌えと言っている訳ではないよ。」
シェリル「歌えといわれた方が何倍もマシです!」
思わず声を大にして、その直後、顔を真っ赤にさせてしまうまだこういう経験の無い美しい少女。
シュナイダー「大丈夫、こういう経験はきっと役に立つ。失敗しても問題ないのは今だけなんだ。
本格的にデビューし夜会に招かれた時困るのは嫌だろう?」
理屈で感情を押し込める作戦に出るシュナイダー。そしてそのデビューの一言が決定的なものとなり、
ようやく歩き出そうとした時…
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0ch BBS 2007-01-24