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銀河シュナイダー伝説4 〜岐路篇〜
[958]銀河シュナイダー伝説:2011/03/10(木) 22:46:39 ID:7YtpT+qM
一時の劣情を…それを本当にそう呼んでいいのかは不明としてそれを振り払うように彼女の肩に
手を当て僅かに遠ざける。
シェリル「……シュナイダー様?」
なんとなく拒否されたような気がして狼狽するシェリルをよそに…
シュナイダー「寒くなったな。もう今から戻ってもカウントダウンには間に合わないな。近くの広場
でもやっているだろうからそっちに向おうか?」
そういいながら自分の着ていたコートを夜会用の服にファーを巻いただけという薄着の彼女に被せる。
シェリル「……はい」
彼女は今はこのコートの暖かさでも十分だと自分に言い聞かせると、被せられたコートをぎゅっと抱きしめ、
薄着になった彼の首元にファーの襟巻きを巻きつける。
ふわっ…
彼女の女性としての香りが一瞬、いまだ士官候補生の立場にある青年の鼻腔をくすぐる。それは彼女の
せめてもの抵抗だったと…それに気付く程には彼はまだ女性の心を知らないのだった。
〜〜〜
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0ch BBS 2007-01-24