【魔界の】幻想のポイズン50【軽業師】

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【魔界の】幻想のポイズン50【軽業師】

[323]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To ：2011/03/03(木) 00:02:55 ID:???
＞★霊夢→　 JOKER ドリブル　54 +(カードの数値)+(天才的なドリブル+5)=74★
＞★佐野→　クラブA タックル　51 +(カードの数値)=52★
＞≧２→霊夢、佐野をひらりとかわし……そのまま中央突破！！
＞※霊夢がJOKERを出して勝利したので覚醒し全能力＋１、霊夢のドリブルはこれ以上上がりません。
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佐野満は背後から、反則スレスレのバックチャージを仕掛けた。
如何にテクニシャンである霊夢とて、その体自体は決して頑強ではない。
小柄な自分でも、パワー任せのディフェンスならば止められる筈だと考えたのである。
その理屈は正しく、もしも佐野が霊夢に激しいチャージを仕掛けられていたなら止められていたかもしれない。
しかし、それはあくまで理屈だった。　現実は違った。

佐野「うおおおおおおおおおおおおお！！」

スカッ！

佐野「……へ？」
霊夢「さっきから邪魔よあんた。　大したこと無いんだから……フィールドの隅っこで体育座りでもしてなさい！」
佐野「（え！？　ど、どこに……！？）」
霊夢「……じゃあね」

ダダダダッ！！

佐野「うっ……うしろォォォオオオオオオオ！？」

佐野が霊夢に背後から仕掛けた瞬間、霊夢はまるでそれを予知していたかのように……。
ボールを足で挟み込み、バク宙をした。天高く、バク宙をした。
故に、佐野のバックチャージは空振りに終わり……霊夢は、佐野の『背中』から、佐野をすり抜ける。
ドリブルを極限まで極めた佐野にも、パルスィにも、真似が出来ないドリブル。
「天才」と呼ばれる者にしか出来ないだろうそのドリブルを見て……佐野はようやく、自身が抜かれた事に気づいた。

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0ch BBS 2007-01-24