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【魔界の】幻想のポイズン50【軽業師】


[469]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/03/04(金) 01:37:18 ID:???
ざわ……!!

穣子「ちょ、ちょっと、あれ……!」
反町「え? あ、あれは……!?」
魔理沙「(……靈夢、投げたか)」

不意に命蓮寺ナムサンズ陣営から、どよめきと混乱の声が聞こえ。
何事かとそちらへと視線を向ければ……なんと、そこではここまで中盤を支え続けていた、命蓮寺ナムサンズのエース。
博麗靈夢が、何故か単身、ベンチの方へとしずしずと帰還しており……。
入れ替わるようにして、ヒューイらと殆ど変わらない姿をした妖精が靈夢とハイタッチをしてフィールドへと入ってくる。

――選手交代。

ここまで守備でも攻撃でも、その絶対的な能力で場を支配してきた靈夢が、ベンチへと下がる。
これが意味をしていたのは、たった一つ。

霊夢「勝ったわね(ふん、尻尾巻いて逃げたか。 そりゃ自分のせいで2点も失ってちゃあね)」
咲夜「……まぁ、その通りね。 あの妖精も、ヒューイのように特別な能力があるとも思えないし。
   恐らくは数合わせだけの選手なんでしょ」
妹紅「怪我でもしたのかな?」
反町「いや……そんな様子は、無かったと思いますけど……」
魔理沙「(靈夢も変わらんな……で、魅魔様はあくまでも選手として出場はしねぇのか。
     ……まぁいい、靈夢がいなくなりゃ中盤も支配しやすくなる。 シュート本数も増える)」

もう逆転をされることは無い。
追いすがられる可能性はあれど、引き分けにも、敗北にも、相手は届かない。
靈夢がいなくなった今、幻想郷Jrユースの勝利は既に約束されたも同然であり。
この後の時間も、後半45分も、全てが彼ら、彼女らにとっては完全なる予定調和な時間になるだろうと、結論付けるのだった。


0ch BBS 2007-01-24