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【魔界の】幻想のポイズン50【軽業師】
[470]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2011/03/04(金) 01:38:19 ID:???
……ここで少し時間を巻き戻そう。
反町達が自陣へと戻り、作戦会議をしようとしていた頃。
命蓮寺の者達もまた、佐野を中心として懸命に体勢を立て直そうとしていた。
一輪「うぅっ……ご、ごめんなさい姐さん、ごめんなさい……!」
ムラサ「あんなの無茶よ……なんなのよ……星のレイディアントトレジャーがかわいく見えるわ」
椛「(届かない……撃ちそこないにも届かない……! くそっ、なんで……どうして……!!)」
佐野「お、落ち着け皆!
まずは1点返して、2点差でハーフタイムを終える! そして、後半開始のキックオフで1点取る!
これで1点差になる! 1点差になればまだまだ勝てるんだ! いいか、勝てるんだ! 諦めるな! 勝てるんだよ、この試合!!」
白蓮「そうです……最後まで諦めず戦いましょう。 一輪、ムラサ、過ぎた事を悔いるのはいつでも出来ます。
今はまだ試合中です。 戦いましょう。 私も鳥町君を止められなかった責任があるのですから」
佐野「あ、白蓮さん、あれ反町さん。 鳥町じゃない」
白蓮「あらまあ、うふふ」
特に、ここに来てショックが大きかったのは、やはりDF陣であった。
3本シュートを撃たれて、その全てを止められず、決められている。
それだけでも堪えるというのに、最後に撃たれたのがただの撃ちそこないとくれば……。
そのショックは当然ながら、計り知れないものである。
特に椛に至っては、撃ちそこないにすら届かないのかと、自身の力の無さを嘆いていた。
自身の命蓮寺に来てから今までの苦労や練習は一体なんだったのかと、アイデンティティーを崩壊させかけていたのである。
しかし、それでも佐野と白蓮は懸命に鼓舞をした。
ここで諦めるのは簡単だが、しかし、それでも尚、勝機はあるのだから戦い続けるべきだと。
佐野「とにかく、次のキックオフだ! 次のキックオフで1点返す!!
その為に、私にいい考えがある。 まず……」
靈夢「ごめんなさい、佐野さん。 私、そろそろ体力の限界で……交代してもよろしいでしょうか?」
佐野「うん、そう、まず、靈夢さんを交代……。 ……はいィィィイイイイイイイイイイイイイイ!?」
だが、ここで靈夢が交代を申請した。
これにより、命蓮寺の再び沸きあがろうとしていた闘志は、根元からポキリと折れた。
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0ch BBS 2007-01-24