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【魔界の】幻想のポイズン50【軽業師】


[471]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/03/04(金) 01:39:21 ID:???
佐野「こ、交代って……」
靈夢「申し訳ありませんが、私が力を貸せるのはここまでのようです……。
   後はよろしくお願いします、皆さん」
白蓮「……わかりました、靈夢さん。 体力が無いというのなら、仕方ありませんね」
佐野「ちょ……ちょっと待ってくれよ!? もうすぐハーフタイムなんだぜ!?
   せめてそれまで……」
靈夢「すみません、佐野さん……これにて失礼します……」
佐野「う……(嘘だろ……? なんでだよ……?)」

無論、佐野の読みどおり、靈夢は体力など切れていない。
まるで消耗していないと言えば嘘となるが、しかし、十分まだ動ける程の体力は残っていた。
しかし、彼女はベンチへと戻った。

靈夢「(あんなストライカーがいるなら、あと3点は取られるわね。
    勝てない勝てない、私がどれだけやっても勝てない)」

この試合、勝ち目無しと見たからである。
そして、靈夢がベンチへと消えたことで……本当に命蓮寺ナムサンズの勝ち目は、霧散した。
勿論、まだ、1%くらいは勝ち筋というものがあるかもしれない。
佐野のドリブルは一級品である。彼ならば、早苗と一対一に持込さえすれば高確率でゴールを奪えるだろう。
或いは、星のシュートやルーミアのシュートでも、早苗を破れるかもしれない。
早苗は体力が無い、シュート本数を撃っていけば、いずれ牙城を崩す事は出来る筈なのである。
しかし、それは全て机上の空論であり、まず、シュートまで持っていけそうにないというのが実情であった。
靈夢がいなくなった今、命蓮寺ナムサンズが支配していた中盤でのアドバンテージは、無くなったからである。


0ch BBS 2007-01-24