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【魔界の】幻想のポイズン50【軽業師】


[586]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/13(水) 00:21:31 ID:???
さて、こうしてリグルが美鈴と交代――更には既にやる気をなくしてきていた霊夢が静葉に代えられた所で。
再び命蓮寺ナムサンズのボールで試合は再開される。
しかし、既に靈夢が交代をして圧倒的であった中盤の優位性も無くなった命蓮寺。
残り時間が少ないという事もあってか、効果的な攻撃をする事も出来ずそのまま前半は終了。
そして、仕切りなおしとばかりにハーフタイムを挟んだ後、今度こそ得点をと今度は佐野自らがパスを使い攻撃を開始しようとするが……。

バシュッ!

静葉「(守備は苦手だけれど、パスカットならまだ……!)はっ!!」
佐野「く、くそっ……! なんで……」

このパスは出番に飢え、積極的に監督である輝夜にアピールをしようとしていた静葉にカットされてしまう。
こうして完全に出鼻をくじかれた命蓮寺は、その後も精彩を欠き攻撃らしい攻撃が出来ず。
後半開始から丁度10分の頃、逆に幻想郷に攻め込まれ新たに入ったFW――美鈴へのパスを通してしまう。

パルスィ「(あいつはあまり妬ましくない……よし!)撃ちなさい!」
美鈴「き、きたっ! ホイチョォオオオオッ!!」

ビョインッ! バコォンッ!!

低い弾道でやってきたボールに対しあわせ。
美鈴は天性のバネと拳法で培った強靭な足腰を使ったシュートを打ち込む。
しかし、如何に3失点を喫そうとも命蓮寺も早々簡単に失点は許せないと、GKの一輪が辛うじてパンチングに成功するのだが……。

一輪「だっ、誰かクリアーを……」
魔理沙「お、タナボタだな」
一輪「ちょっ……!?」


0ch BBS 2007-01-24