※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【魔界の】幻想のポイズン50【軽業師】
[627]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2011/04/15(金) 02:03:03 ID:???
魅魔「(やれやれ、なんとか折れずに踏みとどまったか……。
佐野もなんだかんだで仲間には恵まれてるねぇ……で、問題は……)
……靈夢、なーんで途中で戻ってきたんだい」
靈夢「あら、負け試合を続ける意味があるのかしら?」
そんな命蓮寺の一同を見つめていたのは――監督である魅魔。
そして、命蓮寺に助っ人的役割で加入をしている先代の博麗の巫女――博麗靈夢。
ため息交じりに問いかける魅魔に、靈夢はただ淡々と答える。
靈夢「勝ちの目があるなら残るわよ、少しでも勝ちの目があればね。
でも、あれは無理。 勝てない試合。
こちらのキーパーは貧弱、FWは点を取れない。 対して向こうのキーパーは鉄壁、FWは馬鹿みたいなシュートを撃ってくる。
弱点である一対一を突くにも、私では体力的にも難しい。 あのキャプテンではボランチで止まる目も低くない。
私が残っていたとしても、4−2が限界でしょう。 結果、負けに変わりは無いわ」
勝ちか負けか、結局、試合が終わった後に残るのはその2つだけである。
そして、博麗靈夢は、その結果だけを見る選手だった。
ギリギリであろうが、大差であろうが、勝ちは勝ちであるし、負けは負け。
過程などに関係などは無いし、どのような方法で勝ったかなども、興味は無い。
当然ながら、負けるとわかっていても意地を見せるだとか、最後まで諦めないという行為は――。
そもそもそういう考え方からして、理解が出来なかった。
魅魔「……まあいいさ、今に始まったこっちゃないからね。
さて、と……それじゃあちょっくら行ってくるかね」
靈夢「あら、どこへ?」
苦笑をしながら立ち上がり――否、浮き上がる魅魔を見て、霊夢が問いかけ……。
それに対して魅魔はにやりと笑みながら、返答をした。
魅魔「もう1人の馬鹿弟子に会ってくるさ」
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24