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【魔界の】幻想のポイズン50【軽業師】


[765]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/21(木) 01:34:18 ID:???
>D.「監督、行かせてあげましょう。 今はサッカーよりもそっちの方が大事です」 ここは行かせてあげようと提言する
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ここで反町は、立ち上がった4人に賛同するように輝夜に進言をした。
このチームを率いるキャプテンとしては、霊夢や咲夜、早苗、妖夢の離脱は手痛い。
だが、それでも――魔理沙を思いやる4人を引き止めるのは人として間違っているだろうと判断しての言葉である。
また、昨日反町が盗み見た、魔理沙が見せた涙と魅魔からの叱責も、多分に反町のこの判断に影響をしていたのだろう。
とにかく、反町が霊夢達の魔理沙への付き添いに賛同をすると……。
難しい顔をしていた輝夜も、やがてこくりと頷き……了承の意を示す。

輝夜「わかったわ。 それじゃあ、貴女達はすぐに幻想郷に戻る準備を始めなさい。
   イナバが戻り次第……いるんでしょ、八雲紫」
紫「はいはいはい〜」

にゅにゅにゅにゅっ!

輝夜が言うと、突如として空間に裂け目が入り……スキマ妖怪、八雲紫が中から顔を出す。
反町にとっては、もはや見慣れた光景であるが、しかしやはりまだ慣れずいつものように驚き。
しかし、スキマから出てきた紫はひょうきんな口調で喋りつつ。
意外にも真剣な面持ちで、口元を扇子で覆いながら霊夢を見つめる。

紫「……霊夢、貴女、魔理沙を嫌ってたんじゃなかったかしら?」
霊夢「……別に。 ただ、何か嫌な予感がしただけよ。 幻想郷に帰った方がいいってね。
   魔理沙は、まあ……そのついで」
早苗「嫌な予感って……まさか、また何か異変ですか!?」
咲夜「……!!」 ガタッ!!
霊夢「さぁ? ……まあ、とにかく、それだけよ」


0ch BBS 2007-01-24