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【魔界の】幻想のポイズン50【軽業師】
[907]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2011/04/24(日) 00:59:13 ID:???
何本ものシュートを撃ち、既に疲労困憊といった様子で肩で息をするナポレオン。
そんなナポレオンの近くまで、ナポレオンに勘付かれないままに移動し。
不意に声をかけたのは……このフランスに派遣をされた選手――ボランチの、古明地こいし。
不用意に声をかけられたというのに、ナポレオンはといえば既に慣れたのか表情一つ変えず。
ただ無愛想に練習の邪魔だとこいしを見ずに何とか息を整えながら再度練習に取り掛かろうとし……。
一方で注意をしたこいしはといえば、ナポレオンの反応を見てげんなりとした顔をしつつ……。
しかし、一転してにやりと楽しげな笑みを浮かべると、ナポレオンの肩をちょんちょんとつつく。
こいし「ねぇねぇ25cm」
ナポレオン「うるせぇな! 練習禁止なのはわかってんだよ!!
これ以上邪魔するなら俺の25cmキャノン……を……?」
これを受け、短気なナポレオンは一発ヤってやろうかと険しい顔つきをしながら思い切り振り返り……。
そして、そこで見た。
こいし「1人で練習したって効率悪いって。 どうせならさ、皆でしない? ね、皆?」
ブラボー「ブラボーなこいしの判断! ブラボー……おお、ブラボー!!」
ジョルジュ「任せておけ、この私は練習においても大陸一な男だ」
ユニフォームに着替えた……どいつもこいつも情けなく、頼りない顔をしたチームメイト達。
そして、彼らの前に立ち、してやったりの顔を浮かべるこいしの姿を。
ナポレオン「……何やってんだ、お前ら? 今日は練習禁止日だぞ?」
こいし「だからそれをあんたが言わないの。 みーんなさ、ナポレオンの練習に付き合ってくれるって」
ナポレオン「はァ? 俺の練習に? ……そこのザルもか?」
アモロ「うぅ……れ、練習相手になるかどうかはわからないけど……。
さとりさんが正GKになった以上、役に立つにはこういう裏方仕事くらいしかないから……。
あ、でも出来ればあまり痛くしないで手加減してね?」
ブラボー「この私のブラボーなブロックも、練習相手に不足となるとは思えんが?」
ジョルジュ「私は大陸一上手くセンタリングを出せる男だ、心配するな」
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0ch BBS 2007-01-24