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【魔界の】幻想のポイズン50【軽業師】


[910]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/24(日) 01:03:08 ID:???
ピエール「そういう事だ……わかったら、早く練習を始めよう。
     今はとにかく、一分一秒でも時間が惜しい」
ナポレオン「へいへい、わかりましたよキャプテン様。 おら、お前ら並べ。 蹴り込んでやる」
ブラボー「ブラボー……おお、ブラボー……」
アモロ「ひぃぃっ!」

手を叩き、早く練習を開始しようとピエールが告げると……。
ナポレオンはいきなり仕切りだしたピエールに悪態をつきつつ、アモロとブラボーをゴール前に立たせ……。
当然ながら、彼らにシュート練習を付き合ってもらう為である。

こいし「じゃ、ふぇっくんとぼーちゃんは私と一緒にしましょ」
ボッシ「お、おう!(ぼーちゃん?)」
フェレーリ「(俺、ふぇっくん?)」
ピエール「ルスト、ベルジェル、ドゴールは俺を相手に守備の練習だ。 いいな?」
ルスト「わかった!」

そして、残った者達はオフェンス組とディフェンス組に別れてこいしとピエールのコーチを受ける事となった。

ナポレオン「(完成させてやる、新シュート! 明日戦うイタリアのカティナチオを、俺が粉砕してやる!!)」
ピエール「(サトリ達が来てから、皆の動きは格段に良くなった。 だが、まだ足りない……。
      あと少し……あと少しだけでいいから、皆に力をつける事が出来れば……!)」
こいし「(お姉ちゃん、明日――いよいよ明日! 私達の力を知らしめる時が来たよ!!
     私達も総仕上げ頑張るから、お姉ちゃんも頑張ってね!)」

フェレーリとボッシを相手に、コーチを続けながら……古明地こいしは思いを馳せる。
今、この時も、あの意外にも動けるデブとともに練習をしているであろう最愛の姉の事を。
果たして最弱の国と言われたフランスJrユース……幻想郷でその地位を失墜させた古明地姉妹は。
大会にて、汚名を返上する事が出来るのかどうか……。


0ch BBS 2007-01-24