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【魔界の】幻想のポイズン50【軽業師】


[932]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/26(火) 00:56:41 ID:???
【大会開始前にちょっと一息。 幻想のポイズン外伝、幻想の熱風】

サンタナ「むむ、き、貴様は!」
雛「…………」
サンタナ「えんがちょな神様!!」

このままではボナンザを含めても4人しかいないと思い悩むサンタナたちの前に現れた人物。
それは、妖怪の山に住まう厄神――鍵山雛だった。
その体の周囲に厄を溜め込んでしまうという性質上、人間と同じチームには存在できない雛。
ゆえに、彼女はMFとしてはかなりの実力を持つにも関わらず幻想郷Jrユースの合宿に召集されずいた。
彼女自身は、人と交われないのは既に慣れたことだと考えていたのだが……。
しかし、かといってこのまま何もせず時を過ごすだけではサッカーの腕が鈍るだけだと判断。
なんとか自身を入れてくれるチームを探そうとしていたところを、偶然にもサンタナたちと出会ったという訳である。

雛「妖精だけのチームという事でしたら……私も人間に迷惑をかける事は無いです。
  よろしければ、私を入れてくれませんでしょうか?」
リリーW「願ったりかなったりですよー! でもいいんですかー? 私達、はっきり言って弱小もいいとこですよー?」
リリーB「……代表落ちした地底の猫のチームに入っても良かったんじゃない?
     知らない仲でもなかったんだろうし」
雛「地底は私も所詮外様ですからね……勿論、お燐さんのことが嫌いという訳ではないのですが……。
  どうせさとりさんたちが帰って来るまで、他のチームに居候するのも悪くは無いかと思ったまでです」
サンタナ「ふふふ、まあいいわ! この私のモットーは来る者は拒まず、去る者は追わず!
     よし、これでボナンザを入れて5人! あとは妖精連中を集めるだけよ!!」
リリーB「だから……それはただの猿のおもちゃ……」

妖精相手にも物腰柔らかな雛の、チームへの加入を望む声を聞き。
サンタナたちはありがたい申し出だとばかりに、即座に雛をチームへと引き入れる。
その後、サンタナたちは自身らのツテで暇そうにしていた妖精たちを集め……。
これでどうにかこうにかサッカーをするには不自由をしない程度の人数を確保する事に成功する。


0ch BBS 2007-01-24