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【コ〜ブラ〜】キャプテンコブラ【フンフンフンフーン♪】
[146]キャプテンコブラ ◆LDmJjdrv0g
:2011/03/18(金) 01:38:39 ID:Z64H2OhI
〜人里〜
???「ふ〜〜〜〜〜ん。これがアレの本体かー」
突然至近距離で、見覚えのない少女に声をかけられた。
人通りのない場所だというのに、ここまで接近されてなぜ気がつかなかったのだろう?
少女はこちらの目を覗き込んでくる…
???「深層意識とひっくり返った表層意識が元に戻りかかってるわね。スキマも中途半端なことを…」
ドトール「お嬢ちゃん、相手が外人だからって別に無理してわからない言葉使わなくたっていいんだぜ?
ポルトガル語で話してくれればそれに越したことはないが、日本語もわかるように頭をいじられたみたいだからな。
要はこっちにわかる言葉で話してくれりゃいいんだ」
???「この何者にも屈しなさそうな男にも、あのような醜い部分が眠っている。
醜い心から目をそらして、もっと醜いものを見る力を手に入れるとは…皮肉ね」
ドトール(どうも話がかみ合わないな)
???「まあいいわ、一つだけ教えてあげる。もし、貴方が自分自身に打ち勝ちたいのであれば、
どんなおぞましい真実であろうと目をそらさないことね」
少女は懐から何かを取り出してこちらに投げ渡した。
???「それも貴方にあげるわ。大いなる旧神の力が、人のちっぽけな心を守ってくれることでしょう」
それは小冊子のようだった。表紙には解読不能な言語と、欠けた五芒星が書かれている。
???「私は古明地こいし。貴方が自分自身と向き合う準備ができたらまた会いましょう」
少女はいつの間にか姿を消していた。
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