※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【再び】キャプテン森崎41【世界へ……!】


[101]2 ◆vD5srW.8hU :2011/03/08(火) 22:50:42.08 ID:RYiWxJzL
試合終了時の両チームのガッツ



残り/最大

320/850 J山森
410/700 I三杉
60/900 H日向
700/700 G井沢
650/650 F滝
750/850 E松山
680/750 D中山
790/800 C若島津
685/700 B赤井
635/750 A中里
70/835 @森崎

[102]2 ◆vD5srW.8hU :2011/03/08(火) 22:51:08.87 ID:RYiWxJzL
残り/最大

500/800 J政夫
40/900 I翼
610/750 H新田
790/850 G岬
510/800 F和夫
635/900 E葵
560/800 D次藤
615/800 C早田
300/700 B石崎
610/650 A高杉
750/900 @若林

[103]2 ◆vD5srW.8hU :2011/03/08(火) 22:51:24.97 ID:RYiWxJzL
観客も実況もいない、ただの紅白戦…では済まされない死闘が終わった時、反応は正に千差万別だった。

若林「(終わった…)」

若林は防止を深くかぶり直し俯いていた。目元と頬が濡れていない事が今の彼の唯一の慰めだった。

高杉「(そ、そんな…これじゃあ若林さんの正GK復帰はもう…)」
石崎「(俺は翼の為に何も出来なかったのか…)」

高杉と石崎は絶望していた。ワールドユース前のチーム改革の最後のチャンスがフイになってしまったからだ。
省14

[104]2 ◆vD5srW.8hU :2011/03/08(火) 22:51:42.15 ID:RYiWxJzL
政夫「あーあ、もう1点決めてりゃな〜…」
和夫「最後にもう1発撃ててたら…」

立花兄弟も同様、後少し活躍出来なかった物かと悔やんでいた。
ただし彼らはいままでより遥かに結果を出す事が出来ていた為比較的余裕があった。

新田「(くそっ…くそっ…まだだ、まだ俺には力が足りない…!)」

新田はそんな余裕はなかった。周りの評価を覆す事は出来たが、ゴールと言う一番大事な結果は出せなかったからだ。
省26

[105]2 ◆vD5srW.8hU :2011/03/08(火) 22:52:08.63 ID:RYiWxJzL
日向「(…多少問題はあったが、結果は順調だ。この調子で俺の力を示し続けていく!)」

日向は手応えを感じていた。世界で大暴れすると言う彼の目的の第一歩は順調だった。

松山「はぁ〜…息が詰まるかと思った」
中里「最後まで気を抜けなかったナリ」
赤井「こんなにキツい紅白戦は初めてッスよ…」

松山、中里、赤井の3人は単純に勝利に安堵していた。勢力争いに比較的関心が薄く、 省12

[106]2 ◆vD5srW.8hU :2011/03/08(火) 22:52:29.08 ID:RYiWxJzL
三杉「(勝った。だが、試合に勝って勝負に負けるとはこういう事かも知れない)」

三杉は満足していなかった。この試合白チームの中盤の要として機能していた自信はあったが、
対抗するつもりだった翼の存在感にはどう贔屓目に見ても及ばなかったのも自覚していた。

山森「(くっ、グライダースマッシュは超一流のGKには効かないのか…!)」
若島津「(なんてザマだ。猛省しろ、若島津健!)」
中山「(今日の俺はまるで活躍出来なかった。驕りがあったんだろうか…?)」 省11

[107]2 ◆vD5srW.8hU :2011/03/08(火) 22:52:46.80 ID:RYiWxJzL
そして、森崎は。

A 「これで俺がキャプテンで文句ないな、翼!」翼に近づいた。
B 「これで俺が正GKですよね、監督?」見上に近づいた。
C 「良くやった皆!良い紅白戦だった!」両チームの選手たちを労う。
D 「どいつもこいつもまだまだ甘い!精進しろ!」両チームの選手たちに激を飛ばす。
E 「ふー…疲れた疲れた。今夜は何食おうかな」リラックスした姿勢を見せる。
F 沈黙は金を貫く。
省17

[108]2 ◆vD5srW.8hU :2011/03/09(水) 00:00:33.04 ID:RYiWxJzL
>E 「ふー…疲れた疲れた。今夜は何食おうかな」リラックスした姿勢を見せる。

全日本メンバー「えっ…」「ハァ!?」「お前、何を言っているんだ…」

重苦しい雰囲気を粉々にする様な間の抜けた声を森崎が出した時、誰もがギョッとし視線を集めた。
中には非難の意味を込めた視線も少なくなかったが、森崎は平気で居直った。

森崎「なんだよ、良いじゃねえか。腹減ったんだからよ」

中山「し、しかし、いくら何でもな…」
省16

[109]2 ◆vD5srW.8hU :2011/03/09(水) 00:00:54.47 ID:WnrjF/Ja
見上「ゴホン!集合!」

見上も「また森崎か」と言わんばかりに顔を顰めていたが叱責はせず、代わりに咳払いをしてから号令をかけた。

見上「皆もう分かっているだろう。何故こんな紅白戦をこの時期に組んだか」

全日本メンバー『………』

見上「それを踏まえて一言だけ言っておこう。”世界に通用する”のと”世界で勝てる”のは似ている様で大きく違う」

全日本メンバー『………』
省14

[110]2 ◆vD5srW.8hU :2011/03/09(水) 00:01:13.35 ID:WnrjF/Ja
若林「………」

高杉「………」

井沢「………」

滝「………」

若林「…済まなかったな、皆」

井沢「えっ?」

滝「な、何の事ですか?」

若林「これで俺は森崎に三連敗だ。ワールドユースまで後3ヶ月…
少なくともこの全日本ユースでは、俺が正GKの座につけるチャンスはもう無いだろう」

[111]2 ◆vD5srW.8hU :2011/03/09(水) 00:01:30.10 ID:WnrjF/Ja
井沢「そ、それは…その…」

滝「で、でも俺たちに謝る必要なんて…」

若林「本当にそうか?ある程度森崎になびいてはいたが、それでもお前たちは俺を裏切らなかった」

高杉「………」

井沢「………」

滝「………」

若林「俺の存在が呪縛になっていたのは違いあるまい。俺に拘らず森崎についていれば、
あるいは自分の実力を高める事だけに専念していれば今頃違っていたかも知れない。だから…」
省2


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24