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【ゆかりん】キャプテン松山26【参戦か】


[236]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/03/25(金) 00:12:00 ID:???

周辺を陽炎のように揺らめかせて。
核熱を纏ったお空は、愚直に、一途に、迷うことを知らない馬鹿としての強みでボールしか見ず突っ込んでくる。
その突進は、危険とか云々より、触れたら飴細工のように溶けるのではと松山は慄く……が。

松山「(あ、な、何だ? 距離が離れてる時よりも、接近された今の方が……熱くない!?)」

不思議に思うが、松山の体は思考とは別に動いていた。
いなすように、ターンを交えたドリブルで回避しようとする、が、威圧され硬直した時間がやはり災いした。

ガッシィィィイィッッ!!!!!!!!!

松山「駄目だ避けきれ―――ぐわ!!?」

高熱エネルギーの化身となったお空を避けきれずに。
松山はかろうじてボールを浮かすに成功するも、大きく体勢を崩してしまう。
ボールが浮き上がり……松山達から離れる。
途端。 お空がもたれかけてる左腕辺りからジュゥッと、聞いてはいけない音がして……

松山「ぐ……わ茶々ちゃちゃアアアアアあああああアああああ!!!!?」

乱暴にお空を振り払うと。
べちゃっと芝に倒れて可愛らしいのかカエルがつぶれたようなのか判別しがたい声がお空の喉から漏れる。
芝が焦げていく匂いおだとか、腕に火傷を負ってないかとか、多々気掛かりな事を棚上げして松山は空中を見る。

松山「ボールは……残り時間はっ!!?」



0ch BBS 2007-01-24