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【ゆかりん】キャプテン松山26【参戦か】


[252]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/03/26(土) 00:15:25 ID:???

お空が不思議そうな顔を浮かべるのに、さとりはあべこべに慰撫するように柔らかく微笑みを投げかける。
痛恨の二失点を決められたとは思えない。他を気遣う余裕さえ見せる地霊殿の主人の胸の裡はこうだった。

さとり「(確かに想定外の痛手には違いありません。
    勇儀さんの1トップは予想以上に機能せず、しかもいざこざに引っ張られて体力を浪費してしまって。
    これから同じチームで正GKを目指す立場として、萃香さんに差をつけられたのも明白。
    ですが……試合は終わってません。 後半が終わる頃には、全て引っくり返してご覧に入れます)」

既に戦勝ムードと見える松山達を横目に、控え室へと歩きながらさとりは静かに闘志を燃やし冷徹に計算する。

さとり「(2ー0。 この状況下からでは、一見引っくり返すのは難しい……。
    ですが、ふふっ。 流石、上の幻想郷サッカー界を制覇した博麗霊夢。    
    スキマ妖怪の奥義とは……トラウマとなっていたセービング技の強力さも段違いです。
    これなら後半、松山さん、巫女、天狗。 警戒すべきプレイヤー3人の攻撃を完全に無力化できる。
    あとは勇儀さんに意地を見せてもらい……私の奥の手で同点にする。 PKまでいけば私達の勝利です)」

大きく崩されかけはしたもの、依然、勝利への方程式は手中にあるとさとりは自信を持っていた。
そのさとりの背後をぞろぞろと、こいしやペット達……そして遅れて表情の暗い勇儀もゲートへと向かう。
一瞬、松山と、萃香……二者に視線を傾けるが、いつものような陽気な口上も挑発文句も出はしなかった。
それを無言で見送りながら……



0ch BBS 2007-01-24