※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【ゆかりん】キャプテン松山26【参戦か】


[361]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/03/30(水) 21:43:36 ID:???

A 「妙に畏まってるのはどうしてだ?」



松山「なぁシャンハイ。さっきから妙に畏まってるけど、何かあったのか?」
シャンハイ「はわっ!?」
松山「へっ?」

率直に(というより探りを入れる芸当はできない)松山が聞くと、シャンハイはビクッと大仰に反応を示した。
振り返ったシャンハイは、見るからに困ったことを隠すような笑顔で目だけ逸らしている。

シャンハイ「い、いやですわ光様ったら。 私はいつも通りお仕事もきちんとしてるではありませんか」

いかにも取り繕ってますとばかりの空々しい態度に、だんだん松山は半眼になってしまう。
松山とシャンハイには珍しい……ただ無言でじ〜っと互いの目を合わせるだけの時間が過ぎて。
シャンハイは突然、身振り大きく頭を下げた。

シャンハイ「す、すみませんっ……光様に隠し事をするつもりはないんですっ! えっと、私、私……!」
松山「あ、い、いや別にシャンハイを責めてるわけじゃなく……でも一体どうしたんだ?」

ニ度、三度、躊躇う仕草を見せてから、シャンハイは重たげに話しはじめた。

シャンハイ「……その……実は天狗さんとお話して……」
松山「(射命丸さんと……そういえばスパイに行かせた後、一緒に帰ってきたような?)」

ちょっと目を離しすぎたかっと考える一方で、シャンハイの話を聞き逃さぬよう松山は耳を傾けた。



0ch BBS 2007-01-24