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【ゆかりん】キャプテン松山26【参戦か】
[369]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2011/03/30(水) 22:14:14 ID:???
お悩みシャンハイ → ダイヤ6
ダイヤ→「光様は……鈴蘭畑をご存知ですか?」
シャンハイは、何回か躊躇った理由……そうさせる原因が不安だと、松山はやっと気付くが辛抱強く待った。
そうして最初に出た気になるキーワードは、幻想郷の何処かに広がるという『鈴蘭畑』だった。
松山「スズラン……って……花畑、か?」
コクンと頷いてから……シャンハイはより具体的に説明し始める。
シャンハイ「天狗さんから聞いたんです。
いえ、いま思い出すと、何か誤魔化された感じに聞かされた気もしますが……。
私には……とても無視できないお話だったんです」
射命丸が聞かせた話とは、いつからか鈴蘭畑に住み着くようになった妖怪人形の話だった。
棄てられた過去を持つ彼女は、人間に強い恨みと敵意を持っていて、近寄る人間は毒で苦しめるようになったらしい
その経緯に共感を抱いてるのか、そこまでは計れないが、シャンハイは瞳を揺らしながら続ける。
シャンハイ「その人形さんの話を聞いてから……不安になったんです」
松山「何が不安なんだ?」
シャンハイ「光様は、元は……幻想郷の外からいらした方です。
もし……ここで目的を果たして帰還される時には、私も置き去りにされるんじゃないかって。
そうなったら、私も、捨てた光様をひどく……、その……」
それより先の言葉は口に出したくないのか切れて、今度こそシャンハイは俯いて黙ってしまう。
その不安を解消したくて、もっともっと頑張ると切羽詰った様子を見せたのだと、松山は理解した。
松山「(何て言うべきだろうか……ふざけたりできる場面じゃないぞ……。
だけど、どうする? ここで交わす口約束の重みを理解して約束するか、それとも……)」
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0ch BBS 2007-01-24