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【ゆかりん】キャプテン松山26【参戦か】


[662]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/04/09(土) 00:43:44 ID:???

どよめく観客席。
応援団は押し返そうとするが、殆どの歓声が好意的なものではなく、判断の誤りと断定し、捨て鉢を責めるもの。
今最後の挑戦をしようとしている自分を無慈悲に押し流す津波のようだったが……さとりは微動もしない。

さとり「(何とでも。 私自身愚かな真似をしてるのは百も千も承知です。
    ですが……結局のところ、トラウマや屈辱とは自ら晴らすしかない。
    この一本で私は試合続行不可能になりますが……倒れるにしても前のめりに意地を刻みこみましょう!)」

萃香「ったくやっかましいね外野が。 さとり妖怪のあの顔見りゃ――自暴自棄になったんでも何でもない!
    ……ん? 何だどうしたんだ? 光の様子までが何か変に見えるよ?」
霊夢「……光?」
紫「……」

トクン
トクン

松山「(……何だ? ずっと聴こえるの、俺の心音か? この高鳴り……何なんだ?
   まるで子供の時にサーカスのピエロのショーやマジシャンの手品を見たみたいな気分になる……!?)」

そして再開の笛が鳴る。
それが二重の意味で再開の笛となることを知らぬまま、だが本能的に予期した松山の眼前で。

ゴウ――ッッ!!! ドガァァァバシュウウウウウウウウウウウウウウウウウゥゥゥゥゥッッ!!!!!!!

運命のシュートが、放たれた。



0ch BBS 2007-01-24