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【ゆかりん】キャプテン松山26【参戦か】


[785]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/04/14(木) 01:21:57 ID:???

荒鷲の鋭い眼光が、賢亀の眼を射抜いた。 その裏の思考まで読み切ったとばかりに。
PA内でセンタリングに備えて進入してきたのは霊夢とパルスィだけ。 松山は左サイドに逸れる。
霊夢のマークについたマッキーを見て、唯一人松山チームの意図を把握したギードは慌てる。

ギード「い、いかん! マッキーは右にいくんじゃ……!!」

ファーサイドからの、射命丸の高いクロスに合わせて飛ぶ霊夢とパルスィ、そしてマッキー。
だがボールの軌道は、霊夢達がシュートにいけるコースからズレていた。 その先に待っているのは、松山一人。
同時に、地霊殿ゴール付近逆側から、猛スピードで迫る者の存在に気付いた時、マッキー達も察するが遅かった。

松山「よしっ上手くいった! 頼むぞ射命丸さん!!」
霊夢「人ダシに使ったんだから決めなさいよ!」
射命丸「美味しいところを任せてもらえる、なら、こういう小細工嫌いじゃありませんね!」

策は単純。 決定力不足に悩んだ松山が託した数を覆す要とは、射命丸文の脚だった。
センタリングを上げた後の射命丸は、幻想郷最速の足を生かして右サイドからエリア内に飛び込む。
オトリは霊夢とパルスィ。 地霊殿DF達の頭から彼女の存在が消えてる間に、折り返すのは松山が請け負う。
完全にフリーな状態で、射命丸は、この試合最初に撃ってさとりに止められた鬱憤を晴らすとばかりに―――

射命丸「これで二点目ね! 疾風っ迅雷っ!!!」
動く石像「ゴガアアアアアッッ……!!?」

高空を舞ってからの天狗のシュートに、揺さぶられて左に動かされた動く石像の腕はボールにまるで届かない。
ゴールネット上部を揺らして、松山チーム更なる追加点がスコアボードに記録された。


*松山チーム 5−1 地霊殿チーム



0ch BBS 2007-01-24