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【ゆかりん】キャプテン松山26【参戦か】


[786]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/04/14(木) 01:23:57 ID:???

だが、この試合のフィナーレを飾るのは、天狗のシュートではなかった。

ギラリッッ!!!!!!!!!

勇儀「う、る、おおおおおおおおおおォおおおおおおおおおォォォッッ!!!!!!」
松山「! なっ、何ィ!?」

更なる駄目押しの点を、終了間際に決めて終結の絵は、集中を切らさずにいた松山でも自然に描いていた。
それほど、地霊殿のムードは暗く、勇儀にいたっては漲っていた覇気も全く消えていたからだ。
だが、燃え尽きたように松山達に背中を向けていた勇儀はリスタート直後、荒々しく吼えて突進してきた。

松山「最後の勝負か!? でもここは通さない……何ィ!!?」

松山の守るゾーンまで踏み込んだ勇儀は、これまで同様勝負をつっかけてくると思いきや。
なんといつの間にか絶好のポジションにいたこいしと、壁パスで松山を抜き去った。

松山「(あ、あの意地っぱりだった勇儀さんが、勝負を避けて……!?)まずい、萃香さん―――――!!!」

あの、勇儀が、松山との勝負を、避けた。
示す事実が、勇儀のゴールに対する執着を察するに余りあって、松山は油断を認めて萃香の名を呼ぶ。
その声を背に、勇儀はゴールを奪うそれだけに情熱を傾けた相貌で、フリーのバイタルエリアで右足を振り上げた。

勇儀「(勝ったほうが強い! こんなにも、自分の吐いた台詞で滅多切りにされるとは思わなかったよ……!
    坊主に萃香! あんたら強いよ! だけど私はさとりみたいに、味方としてそれを受け止めらんない……!!
    この試合は負けだが、もう一度挑む……! 借りを返す……! 何時になっても何処であっても――その為にも!)」

萃香「勇儀……っ!?」

勇儀「いくぞ萃香!! 誇りだとか、そういう次元じゃない……『強いお前達』からゴールを奪ってみせる!!!」

グアッ―――バゴオオオオオオオオオオォォォォォォォォォンッ!!!!!!!



0ch BBS 2007-01-24