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【ゆかりん】キャプテン松山26【参戦か】


[819]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/04/16(土) 23:37:49 ID:???

A勇儀


鋭敏すぎる感覚をもたらすワイルドイーグルを解除し、ほっと息をついた松山。
だが感傷に浸ったり、全力を尽くした試合の余韻を味わうには観客に囲まれたフィールドは騒がしすぎた。

観客「あ〜ちっくしょう! 今日の稼ぎがパァだぁ! 許して母ちゃーん!!」「スッたが良い試合だったぞぉ!」
   「流石にこの大差は予想がつかねえよなぁ!」「マジSuicaちゃん鉄壁!すっかりファンになっちったァ〜!」
   「誰か引き当てられた奴ぁいねえのか〜いたら名乗り出ろ〜ひっく!」「そいつの奢りで朝まで語ンぞぉ!」

それぞれお互いの話に耳を傾けたりせず、賭けの負け額や唸ったプレー、試合の結果の論評をぶつけあっている。
マナーというものがとくに存在しない無法を感じさせたが、乱闘にはなってないのは統制は取れてるようだった。

松山「(賭け試合か……。ここじゃ当たり前みたいだが、自分が対象になるのはあんまり良い気分じゃないな)」

もっとも、そう言ってられるのはアマチュアの間だけだと、松山も判っている。
森崎や翼が海外に飛び出たことで、松山にも、プロというものに自然と関心は出てきてしまっていた。

松山「さていつまでも突っ立ってるわけに……ん、あれは……」
勇儀「……」

遠めに勇儀の姿を見つけて、同時に松山は、彼女の周囲に地霊殿の誰も集まってないことに気付いた。



0ch BBS 2007-01-24