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【ゆかりん】キャプテン松山26【参戦か】


[821]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/04/16(土) 23:39:59 ID:???

松山「勇儀……さん!?」
勇儀「ん? あ、ああ……先に言っとくが、これで負けを認めるとか、兜を脱いだわけじゃない!?
   言ってみれば……あー、これはその……区切り、気持ちに区切りをつけるみたいなもんなんだ」
松山「区切り……?」
勇儀「萃香の件で片意地張ってさ。こうやって完全な負けくらって……今やっとお前さんと向き合えた気するよ。
   この握手は、濁った目を向けて不愉快にさせた詫びと、目を覚ましてくれた感謝の印さ。 それと……」

勇儀は、松山が手を握るまで待つことはしなかった。
ぐいっと乱暴に力技で、松山の腰の辺りを泳いでいた手を掴んでしまう。
思ったよりずっと柔らかいしっとりとした手のひらが、松山の手を包み込んだ。

勇儀「……虫の良い話だが、再戦の誓いだ。
   今度は負けない。
   坊主……松山と、松山の好きなサッカーを認めて、堂々と戦うことを鬼の誇りにかけて誓う!!」

勇儀の言葉は、前の試合の後で萃香がたてた誓いとよく似ていた。
松山にとっては味方のGKと、敵のFW。 真逆の立ち位置でも、やはり鬼として通じ合うものを感じさせた。

松山「そう、か……(勇儀さんは、もう気持ちを固めてるんだな。
   こんな風にすれ違ったこと沢山あった……けど勇儀さんは、好敵手としてなら俺のことを認めてくれてる。
   なら、ここで俺からは何を言うべきだろう……)」



0ch BBS 2007-01-24