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【ゆかりん】キャプテン松山26【参戦か】


[859]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/04/18(月) 23:12:38 ID:???

霊夢「う〜ん……売店? 光と一緒に?」
松山「じっとしてたって腹は膨れないだろ?
   紫さんの話だと、まだ俺達はスタジアムに残ってなくちゃいけないようだし」

説きながら周囲を見て。
気付くと、いつの間にやらルイージに、裁判官と羽目玉、選手1と選手5までいなくなっていた。
紫の仕業かと思って探すと、彼女の姿も忽然と消えている。
残っているのは……松山、霊夢、萃香、射命丸と……鍵山雛を除いたトラウム・アドラーズの地底組のみ。
そう思ってると(無意識に目を合わせないようにしていた) 水橋パルスィが松山に詰め寄ってきた。

パルスィ「一寸待てやこの人間がァ! 堂々別の女誘うとかパルパルしすぎて見てらんない呪怨念(ちゅーねん)!
      この橋姫の目の前でね大体試合でもっと私にボール回しなさいよその巫女と共謀して暴力勧誘しといて
      いったい何させるつもりだったかをお腹の空きなんて後にして誠心誠意説明するのが先であたりまえ!
      ああ控え室に嫉妬の情念が満ちる胸いっぱいで飯も喉通らないのに浮かれて買出しなんて言語道グベ」

萃香「首をギュッとね。 紫がなんか小細工してるみたいだし、早いとこ行って戻っといで。
    今更いちいち言わんでもわかると思うけど、お土産よろしく〜」

背後からつま先立ちで、萃香がパルスィの首に両腕を絡めた途端、パルスィの緑の目が白目になった。
首を極めたまま催促を忘れない萃香に急かされて、霊夢が先に、無言で控え室の扉を開けて出ていこうとする。

霊夢「しょーがないわね。 確かに地底のお茶なんて怪しいし。 自分で目利きしたほうがよさそうだし」
萃香「ひっどいなぁ。お酒のツマミや珍味なら、幻想郷のどの食処より上質揃いだってのに」

萃香が頬を膨らませると共に、パルスィの口元からぶくぶくと泡が見え隠れしはじめた。
見かねた松山が慌てて叫ぶと、するりと絞めから解かれたパルスィが、ぐたっと床に倒れこんでしまう。

萃香「まったくもう。 足しにもならなくて絡まれるんじゃ何のために勧誘したか、私も疑問だね」
松山「(戦力集めに必死だったから……としか言えないな……)」
霊夢「置いてくわよ? いーやもう置いてくから」
松山「ま、待ったァ!? シャンハイ、ほら!」



0ch BBS 2007-01-24