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【ゆかりん】キャプテン松山26【参戦か】


[926]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/04/23(土) 00:52:26 ID:???

松山「どうやらみんな……俺を正式なキャプテンとして認めてくれた……ようだな」
霊夢「そうみたいね。 だけど……」
松山「? どうしたんだよ霊夢さん、奥歯に何か挟まったみたいな言い方して」

松山が不思議そうに聞くと、霊夢は片目を瞑って、未だ未解決の懸念事項を指摘してきた。

霊夢「別に、単純なことよ。
   私達は地上にいて、地霊殿の連中は基本地底で暮らしてるわけで、旧地獄の管理とかしてるわけでしょ?
   練習や試合をしに、地底と幻想郷を何度も往復なんてやってられるかしらね……。
   それが可能としても、地上に出てきてどこに住居を構えるか、問題山積みじゃないかしら」

松山がそれを聞いて、盛大に頭を痛めて苦った表情をすると同時に、紫が口を挟んできた。

紫「そのことに関してお話があります。 ついでに帰途の問題についても、ね」

すい、と、気品ある動作で人差し指で虚空を撫でると、その線がパクリと開いて見る間に裂け目が大きくなる。
そして開いたスキマ空間の中から、青白い不健康な光の渦を木材で固定した様な、不可思議な何かが現れる。

松山「な、な、な!? 何ですかそれ!?」
紫「これが幻想郷に何人かの稀人を引きずり込んだ――向こう風に言うなら【旅の扉】よ。
  松山君は、ターバンを巻いた高貴な旅人さんから探してほしいと頼まれてたんじゃないかしら?」

勿論思い当たる節が松山にはあった。
地底の道中、旧都まで共にやってきた魔理沙が突然翻意して、ドラゴンを模した杖を持ち去ってしまったことで
多大な迷惑をかけてしまった青年が、松山に頼んできたことが【旅の扉】の捜索だった。



0ch BBS 2007-01-24