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【ゆかりん】キャプテン松山26【参戦か】
[927]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2011/04/23(土) 00:55:08 ID:???
紫「そこの……火車の猫ちゃんが旧都を駈けずり回って発見したのよね。
これはいわば異界と繋がってしまったワームホールみたいなもの。 幻想郷が何でも受け入れるとはいえ……
無制限に異界から客を招いてしまうこの扉は、発見が遅れたら未曾有の災禍に繋がったかもしれないわ」
言われた瞬間、松山が、焼け付くみたいな幻痛をこめかみに感じてよろめく。
松山「(うっ……!? 何だ今のフラッシュバック!? いつか巨大な腕が扉を突き破る光景見たような……)」
紫「とりあえずこの扉は既に境界を弄って、稀人が通る際には帰り道だけの、一方通行にしておきました。
そして折角あるんだから、これを活用しない手はないわよ……ね?」
紫の言葉は最後はさとりに向けられていた。
コクンと頷いたさとりが、後を引き継いですぐ側の松山に説明を始める。
さとり「私が出資、宣伝をこなして松山さんと地霊殿チームの試合をセッティングする見返りとして。
スキマ妖怪が提示したのは、地底と地上を一瞬で行き来の可能なこの……【旅の扉】の所有権利でした」
松山「…………な、何だって? すまない、理解が追いつかない……!」
紫「ようするにね。この旅の扉を潜れば、このスタジアムから一瞬の内に、地上に戻れるということよ。
地点は定めてないから、もう片方がある妖怪の山の麓に出ることになるけど」
そこまで聞いて、ワープ装置みたいなものなんだと、松山がようやく納得する。
松山「(て、ワープ!? ……霊夢さんとか瞬間移動したりと感覚麻痺しまくりだが……
とんでもないオーバーテクノロジーだ……)」
しかし驚嘆だけではなく、少年心を多いにくすぐられる神秘の結晶を前に、松山はフラッと自然に足を向ける。
あと一歩で足を踏み入れる矢先に、にゅうっと紫の開いたスキマ空間から出現した多数の腕が松山を止めた。
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0ch BBS 2007-01-24