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【ゆかりん】キャプテン松山26【参戦か】


[979]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/04/27(水) 23:24:28 ID:???

場所は移って、永遠亭。
迷いの竹林を抜けなければならない、古風なお屋敷。
秘匿された場所だが、松山達は立ち寄るのが数回目な事もあって、たいした時間をかけず到達することができた。

松山「トラブル判定とかないって素晴らしい……。
    アポなしだし、診療所のほうから行って永琳さんか鈴仙さんと話しておくか」

前回に永琳と話して時だが、たわいないことからでも情報を抜き取られるというか、見透かされる気がした。
油断できず疲れてしまいそうだが、この際そうも言ってられず松山は八意診療所の戸を叩く。
中へ入り進むと、診察待ちの病人が結構な数でいた。

松山「(さて、どうするか……別件の用があるからって、他の患者さんより先に医者と話そうとするのも。
   でも別に悪いところないんだよな今の俺。 このまま待つべきか行動起こすべきか……)」
助手兎「あれ……あ、貴方……っ!」
松山「ん? き、君は……! って他の妖怪兎と判別つかない……はじめまして!」

そう松山が言うと、ガシャアアアァンッ! と妖怪兎は派手にすっ転んでしまった。
手に、割れる薬品瓶とかなかったのが幸いで、注目を集めはしたが大事には至らなかった。

助手兎「わ、私は……すぅ、はぁ〜……紅魔カップに出場していた永遠亭のE番です!」
松山「あ、ご丁寧にありがとう。 俺は……」
精鋭兎E番「知っています! 忘れる筈ない……勝負事には容赦ない元・守矢イーグルスキャプテン!
       一体何の御用ですかっ!? ぷんぷん!」

永遠亭ルナティックスとの試合、当時の記憶を松山は思い出す。
象徴たる天才・八意永琳を破り、ほぼ勝負は決まりながら更なる追撃をかける指示を出したのは松山だ。
サッカーの大会に限らず、勝者がいれば敗者が出るのは当たり前とはいえ……

負けた悔しさというものを消化しきり糧とするまでには、個々人によって差が出てくる。



0ch BBS 2007-01-24