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【ボクは】キャプテン平凡【翼太郎】


[259]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/03/17(木) 22:45:14 ID:0r5ke4Mo
凡太「石崎君……」
翼なき後、もっともチームに強い影響を持つ石崎の反応に凡太は緊張する。
石崎「お前達の言う通り時間はない、人数は少ない、敵は若林と良い材料が一つもない。凡太の言うこと
もそりゃその通りだが、いつもそう上手く事が運びゃあ、負けるチームなんか一つもないわな」
凡太「石崎君……君は」
石崎までゲームを諦めてしまえば最早どうしようもない。凡太は暗澹たる思いで石崎の言葉を聞く。
石崎「……確実に勝てる道理はなんかない。でもよ、だからってお前ら、全力を出さねぇ道理はあるのか?
 まだ試合は終わってねぇんだぞ。負けてねぇのに勝ちにいかねぇ理由なんかねぇだろ」
南葛MF左「石崎……」
石崎「何の為にサッカーやってんだ。少なくとも負ける為じゃねぇ筈だ。そんで、まだ負けてねえんだ、全力でやろうぜ」
石崎は静かにそう言うと、ゴールの中に転がるボールを拾い上げ、凡太に渡す。
石崎「情けねぇな、任せとけなんて言って、結局キスーギの野郎を止められなかった……スマン」
凡太「石崎君……そんなことはない。君は素晴らしいプレイヤーだ」
石崎「凡太、俺は諦めが悪ぃんだ。誰が諦めても諦めねぇよ」
凡太「うん……僕もだ」
凡太はそう言うと、石崎から受け取ったボールを持ってセンターサークルへ走る。
石崎「オラ!お前らも早く位置に着け!もうDFもFWも関係ねぇ!全員で攻めるぞ!」
南葛10「お、おお!」
まだ弱々しいながらも、石崎に釣られ気勢を上げる南葛イレブン。
凡太(石崎君のおかげでギリギリの士気は保ったな……だけど、勝負はこれからだ。
 一回でも多く得点のチャンスを作るには……)

★最後の作戦!

A:自分でドリブル突破して全員にフォローさせる。
B:全員に攻め上がらせて自分は前線待機。

先に2票入った選択肢に決定します。

凡太残りガッツ:350


0ch BBS 2007-01-24