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【ボクは】キャプテン平凡【翼太郎】


[327]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/03/21(月) 13:15:55 ID:???
……気が付くと、凡太は混沌に漂っていた。
凡太「ここは……!」
凡太は既に何度か体験した感覚である。その暗闇に驚きはしたが、慌てはしない。
若林「な、なんだここは!?」
だが若林はそうはいかない、突然虚空に放り出された不思議な感覚に狼狽する。
凡太「落ち着いてくれ若林!大丈夫だ……多分」
若林「多分って……て言うかここはどこだ!?何で俺達はこんな所に居るんだ!?」
凡太の言葉でも、若林は冷静さを取り戻すことはなかった。この異常な状況では、当然といえば当然
といえた。そして……

     ヴォンッ……

???「ここは世界の海……」
若林「な、なんだ?誰だ!?」
声が響く。凡太にはもう馴染みの声だ。
凡太「……やっぱりお前か。なんだ、今度何の用だ?若林まで巻き込んで……」
???「ふふっ、私はただの仲介者。人と神の挾間をつなぎ、選択者の行く先を照らす燈火……。
 誰かが世界の渦に巻き込まれたとしても、それは私のせいではないよ」
若林「わ……訳のわからねぇ事言ってんじゃねえよこの電波野郎!」
姿を見せぬ声の意味不明な言動に激昂した若林が怒鳴る。
???「お前の問いに答えただけだ、振られ男……」
若林「だ、誰が振られ男だっ!!」
???「お前だよお前。告白した翌日の試合中に振られるって……ぷぷっ、ハズカシー」
若林「てっ……テメーは殺す!絶対殺す!」
???「まあ落ち着けよ、振られ林」
若林「若林だ!てか姿見せろ、この卑怯者が!」
凡太「お、落ち着け若林!アイツの言うこといちいち相手にしてちゃ駄目だ!」
真っ赤になって暴れる若林を、凡太は懸命になだめる。


0ch BBS 2007-01-24