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【ボクは】キャプテン平凡【翼太郎】


[366]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/03/23(水) 22:08:28 ID:???
> A:大丈夫だ……とは言えないけど、元の世界に戻れるはずだ。

凡太「大丈夫だ……とは言えないけど、元の世界に戻れるはずだ」
若林「凡太!お前それ何の根拠があって言ってんだァ!?」
裏付けのないその言葉は、還って若林を激昂させてしまった。
凡太「オ、オレにも良くわからないんだ、謎の声に無理矢理この世界に連れてこられさせられたんだ!」
若林「貴様ー!よくもそんな無責任な事を〜!!」
凡太の襟首を掴み、力任せにがたがたと揺さぶる若林。
凡太「あばばばばば……」
高速で揺すられ言い訳すら言えなくなつ凡太。
ヒカル「おい、その辺にしておやりよ」
と、その様子を見かねたヒカルが口を挟む。
若林「うるせぇ!女は引っ込んでろ!」
ヒカル「あっ?今なんて言った?」
瞬間、ヒカルの雰囲気が(顔は見えないが)剣呑なものに変わる。
若林「女は引っ込んでろって言ったんだ!変な仮面なんか付けやがってこの変態がァ!」
ヒカル「貴様……私が下手に出ているからって、いい気になるんじゃないよ……」
若林「素顔も見せないで何が下手だ!人と話す時ぐらい仮面を取りやがれ!」
ヒカル「仮面を取れだと……?」
その一言にヒカルの拳がギュッと握られる。
アイオリア「お、おいヒカル……アイツは何も知らないんだから……」
一触即発のその様子に、アイオリアがおろおろとヒカルをなだめる。
凡太「わ、若林君……ヒカルさんは僕を助けてくれた人なんだ、喧嘩を売るようなことは……」
胸ぐらを掴まれながら、凡太も懸命に若林をなだめる。
若林「知るか!とにかく俺は……」


0ch BBS 2007-01-24