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【ボクは】キャプテン平凡【翼太郎】


[367]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/03/23(水) 22:10:22 ID:???
ヒカル「こらデブ!」
と、尚も凡太に怒鳴り散らそうとした若林へ向け、今度はヒカルの怒声が飛んだ。
若林「な、なんだ!?ってか誰がデブだ!」
いきなりの大声に若林も毒気を抜かれたようにびくりとし、ヒカルの方へ向き直る。
ヒカル「お前だよ、お前。さっきから黙って聞いてりゃ聖闘士相手にずいぶんな口をきいてくれるじ
 ゃないか……」
若林「な、なんだよ……てか黙ってなんかいなかったろ」
ヒカル「えぇ?仮面を外せだって……あんたそれがどういう意味か解って運だろうねぇ?」
ねめつけるように(顔は見えないが)若林を睨み、ヒカルは言う。
アイオリア「お、おい……」
ヒカルの腕を取り、それを静止するアイオリア。だが、ヒカルはその手を振り払う。
若林「意味だぁ?人と話す時に仮面を外すなんざ常識だろうが!意味なんか知るか!」
ヒカル「……あぁ? ふっ……ふふっ……どうやらお仕置きが必要なようだねぇ……」
若林「あっ?」
若林も負けずにヒカルをにらみ返す。
アイオリア「おい……ほんとにもう……」
ヒカル「表に出ろ小僧!聖闘士の掟をその身体に教えてやる!」
若林「上等だババァ!ぬっころしてやるから覚悟しやがれ!」
凡太「ちょ……若林君落ち着いてくれよ!」
若林「うるせえ!女に喧嘩売られてしっぽ巻いて逃げられるか!」
そう言って若林は凡太の胸ぐらを掴んでいた手を離す。
ヒカル「いい度胸だ……ついてきな!」
そう言ってヒカルは若林を促し外へ出る。
若林「てめえこそ覚悟しろ!」
若林もヒカルの後を追う。
アイオリア「ああ、もう……しらんぞ」
凡太「ぼ、僕たちもいきましょう!」


0ch BBS 2007-01-24