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【暗黒竜と】ファイアーモリブレム27【光の剣】


[123]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/14(月) 10:49:43 ID:???
風雲ドルーア城!→ スペード7
>スペード→オグマとミディアが剣技の談義の続きをする

オグマ「(…いかんな。やはり実戦から長く離れていたからか剣が手に馴染まん)」

先程の戦いでも、オグマは結局敵と剣を交えることがなかった。
既に成長の限界を迎えているという理由もあるのだが、オグマの心情は複雑であった。

オグマ「(どうやら俺が考えていた以上に、俺のいない間に周りの連中は成長をしていたらしいな)」

レナの強力な攻撃魔法。ジュリアンの俊敏な剣捌き。
そしてミディアの的確すぎる指揮と、華麗な馬術と剣術。
どれもが今の自分に匹敵、もしくは凌駕するほどの実力を兼ね備えていた。

オグマ「(いかんなこれは……)」

傭兵が生き残れるのは戦場だけ。戦いを任せられない傭兵は死んだも同然なのである。
このままでは何のために蘇ったのか分からない。
そんなオグマの憂鬱な顔を見て何か感じたのか、ミディアがオグマに話しかける。

ミディア「オグマ殿。これは父から聞いていたのですが、
     あなたは以前ノルダの闘技場で剣闘士をしていたらしいですね」

オグマ「ん……まぁな」

自分がタリスの傭兵として雇わられる前の話。
ノルダの闘技場にて常勝無敗の大陸一の剣闘士の名を欲しいままにしていたあの頃。
アカネイアの貴族たちに囲まれ、賭け事の対象として剣を振るっていた、あまり思い出したくない過去である。


0ch BBS 2007-01-24