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【暗黒竜と】ファイアーモリブレム27【光の剣】


[134]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/14(月) 19:52:04 ID:???
カチュア「普通ならそうね。けれど、私たちペガサスナイトの場合だと少し状況が違ってくるのよ。
     ドラゴンナイトに昇格することで、確かに戦闘力は大幅にパワーアップするのだけれど
     その代わりに魔法への抵抗力が著しく下がってしまうのよ」

マリク「そうなんですか。ドルーア兵の中にはマムクートだけじゃなく高度な魔法を使う司祭もいますしね…」

カダインで魔道を学んできたマリクは、ガーネフの野望に魅せられ多くの司祭たちが
ドルーアの軍門に下ってしまったことを知っている。そして彼らの魔法の危険性も。

カチュア「(はやくマルス様……本隊へと合流しなくてはいけないわ。
     けれど、今の私の力では明らかに力不足は否めない…)」

おそらくドルーア兵はアカネイア同盟軍たちを合流させまいとあちこちに妨害を撒いていることだろう。
その障害をいち早く取り除くためにも、ドラゴンナイトに昇格したほうが有利。
しかし、魔法攻撃に弱くなってしまうという痛い点もある。その弱点を突かれて
自分が足手まといになってしまうことをカチュアは恐れているのだろう。
生真面目で責任感のある彼女らしい悩みではある。

カチュア「(どうしようかしら……)」

森崎から期待の意を込められて贈られた昇格の勲章マスタープルフ。
彼の気持ちを無碍にしないためにも、やはりここは使用するべきだろうか。
あえてこれまであまり戦果を上げられていなかった自分に、
それもこれまで生理的に無理だと冷たく当たってきたはずのあの少年から受け取った勲章を握り締め、カチュアは…


0ch BBS 2007-01-24