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【暗黒竜と】ファイアーモリブレム27【光の剣】
[313]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/03/18(金) 02:25:06 ID:???
マルス「なに……?」
その時脳裏にドルーア城の門を守っていたゼムセルの言葉が蘇る。
この大地はすべて我らのものだった。それを侵したのはお前たち人間なのだ。
この言い分が真実ならば、マムクートたちが報復目的でアカネイアを攻めたということになる。
メディウス「平和を取り戻す……実に崇高で立派な理由だ。だが、お前にそれが背負えるか?」
マルス「なにを……言っているんだ」
マルスの呻くような遮る言葉を無視し、メディウスは続ける。
メディウス「天秤に重石を載せれば傾くことが当たり前のように……
何処かで平和になれば何処かで不幸になることが世の常であろう?
平和。安定。平等。和睦。言葉だけならばいくつでも並べ立てることが出来る。
お前に背負えるか?平和を目指すものが常に抱くべき業を。
どれだけやり直そうとも、繰り返そうともこればかりは変えられんよ。
真の平和など絶対にありえぬ。……ありえぬことなのだ」
マルス「メディウス……」
これまでの、争いを避けることしかできない弱い自分ならば
メディウスの言葉を否定など出来なかっただろう。
だが、今のマルスには自分を支えてくれている多くの仲間達がいる。
たとえ自分の判断が間違っていたとしても……それを正してくれる仲間たちがいるのだ。
マルス「僕とは決して分かり合えそうにない乱暴な少年がいた。
自分のことばかりを優先し、勝手な真似をしては規律を乱すこともあった」
森崎「(おい、それってもしかして俺のことか?)」
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0ch BBS 2007-01-24