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【暗黒竜と】ファイアーモリブレム27【光の剣】
[421]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/03/19(土) 14:04:55 ID:???
オグマ「なるほどな。だが……俺には一つ気がかりなことがあるんだよ。
アカネイアの復興にかまけすぎて、他国のことがお座なりになっちまうんじゃないかってな」
ミディア「そうならないようにしてみせるわ。……剣闘士を雇い戦わせるような腐った貴族だけじゃないのよ」
オグマ「……気を悪くさせたのなら謝るさ。ま、頑張りな。
俺に出来ることがあるのならば力になろう。タリス国に手紙を飛ばせばなるべく早く駆けつけるさ」
ミディア「ふふ……頼りにさせてもらうわね」
オグマ「おっと、それより……あの盗賊と司祭様は何処に行ったか分からないか?」
ミディア「ああ、あの二人なら確か……」
時間稼ぎ以外の何者でもない煩わしかった迷路も、二人きりになるには割と便利な場所である。
ジュリアンは配給された2人分の食物と飲物を持ってくると、小さな台に腰掛けるレナの方へと持っていく。
ジュリアン「レナさん、お疲れ様」
レナ「ありがとうジュリアン。貴方も疲れてるでしょうに…」
ジュリアン「はは、なんてことないって。元気だけが俺の取り柄って奴さ」
レナ「まぁ」
無理やり力こぶを作るジュリアンのひょうきんな態度に、レナは思わず噴きだしてしまう。
はしたないと思ったのか慌ててローブで口元を抑える仕草が、ジュリアンはたまらなく愛しく思う。
その儚い美しさを、ジュリアンは2度も失いかけたことに改めて恐怖を感じていた。
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0ch BBS 2007-01-24