※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【暗黒竜と】ファイアーモリブレム27【光の剣】
[429]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/03/19(土) 20:25:38 ID:???
顔を赤く染め、困ったような仕草で必死に次の言葉を探しているレナの澄んだ声。
そこまで聞いてジュリアンは激しく後悔した。レナを失いそうになって苦しんだのは自分だけではないことに気がついたのだ。
レナ自身も、自分が亡くなることで自分が悲しみに落ちることに心を痛めてくれていたのだ。
少々不謹慎ではあるが、ジュリアンは嬉しく思った。彼女がそこまで自分のことを気にかけているという真実に。
そしてこれ以上彼女に無理をさせてやることは男がすたると、ジュリアンは拳を握って腹を決める。
ジュリアン「レナさん!」
レナ「は、はい!」
ジュリアン「俺にも……ぜひ手伝わせてください!どんな仕事だってこなすよ。
レナさんの夢、俺も側で見てみたいから……!誰よりも近くでさ!」
これまで自分からの気持ちのことしか頭になかったジュリアン。
自分とは不釣合いの高嶺の花だと決めつけ、愚かにもこちらから壁を作っていたのだ。
だが、その壁は今ここで崩される。世界一腕のたつ義賊と世界一優しい司祭の二人の手によって。
※ジュリアンとレナの支援が3→4に上がりました!
アベル「(さすがはマルス様だ。祖国を取り戻し、神剣を手にして見事メディウスを倒してくださった……
俺はあの方にお仕えすることができて悔いのない騎士生活を終えることが出来る…)」
アベルは城内の残りの竜の掃討を任され、数人の兵士を引き連れて城内の探索を続けていた。
と言ってもその警戒は杞憂に終わり、アベルは兵たちを解散させて一人壁に寄りかかり勝利の余韻に浸っていた。
アベル「(しかし……改めて見回すと、随分綺麗な城だったんだな。
さっきマルス様たちを見かけた玉座から続く中庭なんて、まるで楽園のようだった)」
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24