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【暗黒竜と】ファイアーモリブレム27【光の剣】
[444]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/03/20(日) 12:26:00 ID:???
アベルの返答→ ダイヤ6
>ダイヤ→親孝行のカシムに共感したアベルは快く融資してくれた
アベル「(親、か)」
アベルはアリティアにて待つ父親の姿を思い出す。
いつもガミガミと怒鳴り散らされてばかりの記憶が呼び起こされる。
そんな軟弱な考えで栄誉あるアリティア騎士が務まるのか。
見かけだけ気にして、中身を顧みない中途半端なお前では落ちぶれるに決まってる。
カインくんを見習ってみろ。今時彼ほど熱心に訓練に励む若者はそうはいないぞ!
アベル「(……煩わしかった、邪魔でしか無かった親父。だけど……)」
アリティアを奪回したときに久々に再会した彼の姿が酷く小さく思えてしまった。
店のカウンターの前に立つあの背中は、重騎士の盾のように広く大きかったはずなのに。
騎士を止め、店を継ぐ決心をつけたのは何もアンナとの約束が全てではない。
この年になってようやく気がついたのだ。ここまで自分を育ててきてくれた
掛け替えのない存在に対しての感謝の気持ちを。支えてやりたいという心を。
アベル「……ああ、いいぜ。出せるだけの分は出してやる。
母親を大事にしてやれよカシム。いつまでもな」
カシム「う……うん!ありがとう、アベルさん!この御恩は一生忘れません!」
アベル「(ばーか。そういう言葉は親にかけてやるもんだろうが)」
あえて口には出さなかった。親思いの彼ならば、きっと分かりきっていることだろうから。
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0ch BBS 2007-01-24