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【暗黒竜と】ファイアーモリブレム27【光の剣】


[486]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/21(月) 17:22:06 ID:???
今のところは中山に変わった様子は見られない。前通りの御世辞にも良い選手とは言えない状態だった。

BJ「(それでいいんだ中山くん。自分に与えられたものに絶望していては……人は生きてはいけないものなのだから)」

今日はあくまでも1人の観客としてあの少年の応援をしよう。BJは先ほど買ってきたコーヒーを飲むと南葛の背番号10の背中を目で追った。

反町「(よし…明らかに南葛は動きが鈍くなっている。完全にスタミナ切れだ!
   あの吉良監督の特訓は決して無駄なんかじゃなかったな。この試合……勝てる!)」

井沢「く……くそ!」

滝「まさか俺達が……」

来生「ここまで追い込まれるとは!」

ボール権はなんとか南葛が確保していたが、徐々に詰められるペースが早まってくる。
もはや修哲直伝の鳥かごで逃げきるのは難しかった。ボールを奪われるのは時間の問題だろう。

中山「(俺の…俺の所為だ…俺がキャプテンとしてもっとチームのペース配分を考えてやれたら…!)」

自分の境遇のことだけで精一杯だった中山は己の浅はかさを恥じた。
岬にチームを任され、海外で活躍する同年代の選手たちに憧れを抱き
栄誉ある大会三連覇をかけてこの大会に望んだはずたというのに。

中里「(むぅ…チームの要である修哲の四人は体力切れ…ここは拙者が参るしか……)」

高校に入ってからは中々能力が上達しなかったとは言え、ドリブルだけは忍術というスキルのお陰か
全国でも十分通用する力を持っていた。だが東邦も当然中里のサイド突破を警戒してマークを付ける。

山森「中里先輩!俺に……俺に任せてください!」


0ch BBS 2007-01-24