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【暗黒竜と】ファイアーモリブレム27【光の剣】
[487]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/03/21(月) 17:23:21 ID:???
中里「山森殿!」
そこに飛び出してきたのは山森だった。中山に罵声を浴びさせたあの日以来、彼は死に物狂いで練習に励んだ。
山森「(自分の限界を測り違え、過酷な特訓の無理がたたって意識を失ったこともあったっけ。
その度に誰かが介抱してくれていた。俺が目を覚ましたときには姿を消していたけれど…)」
誰だか分からないが、成長が止まり無様なプレーしかできなくなった自分を
助けてくれた謎の人物のためにも、この試合は絶対に負けるわけにはいかなかった。
中山「ま、待て山森!そっちには…!」
中山の制止の声が飛ぶ。だが山森はその声を無視してドリブルで突き進む。
山森「(俺は……落ちぶれてなんかいない!この大会で優勝して、あの頃の自分を取り戻すんだ!)」
バスゥ!
中里からボールを受け取ると、山森は駆け出す。だがそこに立ちふさがったのは
この3年間メキシコへ修行に出た日向の代わりにキャプテンを務めチームを纏めてきた反町だった。
反町「(3年前…俺は日向という大きな力に反抗することばかり考えていた。
そんな勇気も実力もないくせに……そんなことよりもっと重大なことがあったってのに!)」
山森正吾。3年前の国際jrユース大会では自分より年下のこの少年に、反町は出番を奪われていた。
イタリアの名キーパーから華麗に点を奪うあの姿こそ、反町が夢み、望んできたものだった。
反町「(俺は……もっと視野を広く持つべきだった。自分だけの倫理にとらわれて、周りを見てこなかった。
日向のやり方は気に食わない。だが、それに付き従う者がいたということに目を向けていなかった!)」
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0ch BBS 2007-01-24