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【暗黒竜と】ファイアーモリブレム27【光の剣】
[489]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/03/21(月) 17:26:26 ID:???
反町「そ…そんなァ」
反町のミスキックにも等しい弱々しいパスを、中山はかろうじてつま先で弾く。
今の彼にはこのプレイが精一杯だったのだ。それでも試合の流れを変えるには十分すぎるものだった。
反町がボールを奪ったことで前がかりになった東邦の守備の解れが、中山の目には写っていた。
体が錆びついていようとも、相手の僅かな隙を見つける『目』は曇っていなかったのである。
中山「(もう時間がない……修哲トリオはマークされている。中里のサイドにも守備が……だったら!!)」
ダッ!!
ワアアアアアァァアアアアアアアアアアッ!!!
南葛高校キャプテンによる中央突破。勝ち越しを狙いフィールド中央を駆ける中山に
南葛応援団は惜しみない歓声と拍手を浴びせた。それは中山が決死のリハビリをしてまでも取り戻したかったものだった。
中山「(そうだ……俺はこのために戻ってきたんだ。皆の応援に……応えるために!!)」
そのためだったら自分の才能のない体なぞどうなっても構わない。
他の人からしてみれば鼻で笑われる小さな栄光かもしれない。
それでも中山はその掛け替えのないものを欲したのだ。たとえ全てを捨てたとしても。
中山「いくぞ東邦!勝つのは俺たち……南葛だァ〜〜〜!!」
ギュオンッ!!!
井沢「え…?」
来生「な、中山の奴…」
滝「あんなにドリブルうまかったっけ…?」
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0ch BBS 2007-01-24