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【暗黒竜と】ファイアーモリブレム27【光の剣】


[569]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/22(火) 04:31:13 ID:???
モロドフ「まぁその名のとおりその薬は一瓶を2人で飲み分けなければ効果は出ん。
     お主には薬の詳しい説明はしておらんかったから、大丈夫じゃろうとは思っていたが」

森崎「(おいおい…いくらなんでも楽観しすぎだろ。下手したらリフとかと合体していたかもしれないんだぞ…?)」

たらりと冷や汗を流した森崎は、その薬瓶を静かに机の上においた。

森崎「でもどうして今さら俺にそんな説明を?」

モロドフ「さっきお主には言わなかったかの?こんなこともあろうかと予備の心臓を用意していたと」

森崎「……………………は?」

モロドフの言っている意味が分からず、森崎は気の抜けた返事を返してしまう。

モロドフ「良いか森崎殿。その薬はお主に託す。いずれその薬を使うときがやってくるじゃろう。
     その時まで、大切に持っておくのじゃよ…………よいな?」

この時森崎の方を見るモロドフの顔を、森崎は一生忘れることができなかった。
モロドフの今まで見せたことのない威圧感に押され、森崎は静かに道具袋に薬を戻す。
その顔は確かにモロドフ本人そのものだった。しかし、何処か今までの陽気なものとは違うように思えた。
何か深い悲しみを背負った……辛い記憶をひた隠ししているような寂しさを感じた。それは単なる気のせいなのかもしれないが。


0ch BBS 2007-01-24