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【暗黒竜と】ファイアーモリブレム27【光の剣】
[62]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/03/10(木) 02:11:37 ID:???
パレスを奪われることなど無かったかもしれない。アストリアも自分の隣にいてくれたかもしれない。
ミディアは悔しさで拳を震わせていた。自分も同じくアカネイアの貴族という立場であるからこそである。
レナ「本当の戦いは、メディウスを倒したあとのことなのかもしれませんね。
荒廃した国を立て直し、戦乱の傷を癒していく……本当の戦いが」
ミディア「シスターレナ…」
ミディアは目の前の聖女の言葉に強く胸を打たれていた。この女性は既に先の、平和になったあとのことを考えているのだ。
そしてその本当の戦いを乗り切るためには自分の力が絶対に必要になる。
だから、自分はこんなところで命を落とすわけにはいかないのだ。
一度命を落とし、オームの杖で蘇った彼女から感じられる生への強い執着心に、ミディアは思わず身震いした。
ジュリアン「お?なんだかこの部屋は他の部屋と違って大きいぞ」
オグマ「兵士が待ち伏せするには丁度いいくらいの広さってわけだ」
ジュリアン「…い、嫌なこといわないでくれよオグマ…」
ミディア「このまま時間稼ぎをさせられるのは得策ではないわね。
相手はなんといってもあのメディウス…ドルーアの王なのだから。
少しでも多くの戦力を集結させて、戦いを挑まなければ勝ち目はないわ」
ジュリアン「…そうだな。それにもしかしたらお宝があるかもしれないし」
ジュリアンもこの戦いを経て一端の兵士など比べることも烏滸がましいほどの剣術使いとなっていた。
ドルーアの兵士がいくら強敵とはいっても、少なくとも一方的にやられてしまうことなどないはずである。
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0ch BBS 2007-01-24