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【暗黒竜と】ファイアーモリブレム27【光の剣】
[727]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/03/27(日) 18:04:06 ID:???
一方その頃、先に部屋に戻っていた森崎班の他のメンバーたち。部屋には山森がひとりだけで残っていた。
中山はまだ部屋に戻ってきてはいない。どこか別の部屋にでも出かけているのだろう。
ちなみに松山は家族に電話をしにいくと言って出ていき、
中里は練習でかいた汗を流しに行くとシャワー室へと向かったらしい。
山森「(……なんてこと言ってたけど、二人とも本性がまるわかりすぎですよ……)」
松山は故郷にいる自慢の彼女へ、そして中里は個人的な『趣味』に勤しんでいるんだろう。
本来は森崎に自分の不調続きな伸び悩みを相談しようと思っていたのだが、その森崎も先ほど外へと出ていってしまった。
山森「(……3年前。俺はキャプテン……森崎さんに力を見出されるまでは控えにも入れないくらいの下手くそだったっけ。
それが森崎さんに目をかけてもらったことで……世界jrユース大会に出場することまで出来るようになった。でも……)」
あれから3年。次々と海外へと力試しに向かっていくかつての戦友たちとは違い、
自分はこの狭い国の中でかつての実力を錆びつかせることしか出来ていないでいる。
これが自分の限界なのか。黄金世代と呼ばれる彼らとは才能が絶対的に違うとでも言うのか。
山森「(……おそらくこのままだと代表落ちするうちの一人は俺だ。
明後日の試合で実力をアピールできなくちゃ……でも……)」
果たして今の自分の実力で森崎、若林にチームメイトとして選んでもらえるかは疑問であった。
同じ南葛の選手でも井沢や滝、来生や高杉の成長は著しく、得意分野で攻めれば海外組にもいい勝負が出来るだろう。
だが自分は所謂『オールラウンダー』型の選手である。苦手な分野が無い代わりに得意な分野も見当たらない。
井沢のように上背があるわけでもないし、かと言って背の低さを有効的に使えるスキルも身につけていない。
山森「(どうして俺なんかがこの場所にいるんだろう。ハハッ……場違い感がハンパないや)」
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0ch BBS 2007-01-24