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【暗黒竜と】ファイアーモリブレム27【光の剣】


[959]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/30(水) 21:25:52 ID:???
森崎「(ぐむむ〜〜あついあついあついあついあつい)」

予想以上の湯の温度に森崎は意識が飛びそうになる。しかし歯を食いしばってなんとか持ちこたえている。

山森「も、もうダメです〜!」

ザバァッ!!

いち早くギブアップしたのは山森だった。今は無理をすべきではないと冷静に判断した上での敗走である。

リフ「と、年寄りにはさすがにこれ以上の苦行は酷じゃて……」

じゃぼーん!

あの老体でよくここまで耐えたものだ。全身ゆでダコのように真っ赤に染まりながら、リフも戦線を離脱する。

森崎「ど、どうした反町……汗で顔がキンキン冷えた缶ジュースみたいになってるぜ……」

反町「そ、そっちこそ真っ赤っかの熟れたりんごみたいになってるじゃねぇか。こ、降参するなら今のうちだぞ…」

片や異国の土地で戦乱に巻き込まれ一軍の指揮官として戦い続けてきた男。
片や主将という立場を初めて経験し、多くの喜びと挫折を味わい続けた男。
その差はほんの僅かであった。ただ少しだけ反町のほうが『我慢強かった』だけである。

森崎「む、無念!」

ばしゃあああんっ!!

森崎は3番目に脱落するというなんとも中途半端な結果に落ち着くのであった。
そして……ほんとうの地獄はこれからであった。


0ch BBS 2007-01-24