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【八雲と八坂と】森崎が幻想入り13【八意と八重】


[150]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/03/25(金) 23:51:51 ID:tTw/mWwY
A 渡す。

森崎「……そうだ、練習の前にこれをやろう。
   人里に情報を買いに行くついでに買ってきたんだ。気に入ればいいんだが」

そう言って、森崎は十手の入った赤い巾着袋を差し出した。

八重「これ……私に? 森崎様が?(嘘、贈り物?! これ、もしかしてまだ夢の中だったり……)」

森崎「……どうだ、使えそうか?」

いきなりぼーっとしだした八重を現実に引き戻し、開けてみるように促す森崎。

八重「す、すみませんっ! 開けてみますね。……わ、綺麗な袋」

白く細い指で巾着袋の紐を引き、中身を取り出す八重。
中から出てきたのは、先ほど森崎が買った一対の十手である。

八重「武器……えっと、和風のソードブレイカー……ですよね?」

森崎「まあ、近いものはあるかもしれんな。
   お前は六花たちみたいに自分のナイフを持ってる訳じゃないだろ?
   幻想郷のサッカーは物騒だし、何か一本くらい護身用の獲物を持っててもいいと思ったんだが」

八重「持ってないといいますか……私、実は六花ちゃんとは逆で戦いが苦手でして。
   森崎様のチームに出向してくるまでは、家事専門のメイドだったんです」

普通、メイドってのは家事の専門職なんじゃないのか……という言葉をなんとか寸前で飲み込む森崎。
何しろ、メイドと聞いて真っ先に思いつくのがあの咲夜である。幻想郷は色々普通ではない。

森崎「……なら、もしかして要らん世話だったか?」


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